SK002300008196 |
女性活躍推進政策の展開と課題 |
Development and problem of policy for promotion active participation by women |
この小論の目的は,ジェンダーの視点から見た人口減少社会における持続可能な地域モデルの構築に向けて「女性活躍推進政策」の展開についてまとめることにある。当初女性活躍推進政策は「成長戦略」の一環として女性を一番活かされていない人的資源,すなわち人口減少社会における労働力確保の一環であったこと,また「社会政策」としてではなく「経済政策」として打ち出された。こうした政策への反発・批判に対する国際的な取組から,成長戦略の一環として労働力としての女性を重視してきた女性活躍推進政策が,女性の問題全般を検討材料とする「すべての女性が輝く政策パッケージ」へと展開する。さらに女性の雇用増加・労働力としての女性の増加という観点と,多様な女性の生き方支援についての行動目標化という 2つの流れに展開していることが示された。この展開に対して,男女共同参画政策,性別役割分業,異性愛主義からいくつかの指摘を行った。 |
女性活躍推進, 成長戦略, ジェンダーの視点, 男女共同参画 |
Departmental Bulletin Paper |
日本語 |
大束貢生 |
OTSUKA Takao |
佛教大学総合研究所紀要 |
佛教大学総合研究所 |
13405942 |
23 |
31 |
45 |
2016年03月25日 |
https://bukkyo.alma.exlibrisgroup.com/discovery/openurl?institution=81BU_INST&vid=81BU_INST:Services&rfr_id=info:sid%2Fsummon&rft_dat=ie%3D21286607440006201 |
https://archives.bukkyo-u.ac.jp/rp-contents/SK/0023/SK00230L031.pdf |
https://archives.bukkyo-u.ac.jp/repository/baker/rid_SK002300008196 |
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