BO009100003857 |
2005年歴史教科書問題 : 「対話的」真実に向けて |
本稿では、2001年度に続いて社会問題となった2005年度の歴史教科書問題の過程と結果を整理し、歴史修正主義の動きに対抗して起った日韓、日中韓での共同の歴史教材づくりの試みについてその意義を論じ、若干の問題提起を行った。その上で、「対話的」真実の重視という考え方を参考にして、東アジアの人々が歴史認識における「和解」を進めていくためにどのようなことができるのかを検討し、(1)歴史資料を東アジア共有の財産にすること、(2)歴史教材のーつとして東アジア共通の歴史資料集を作ることを提案した。 |
歴史教科書問題, 歴史認識, 「対話的」真実, 歴史資料集, 歴史資料の共有 |
Departmental Bulletin Paper |
日本語 |
太田修 |
OTA Osamu |
文学部論集 |
佛教大学文学部 |
09189416 |
91 |
17 |
30 |
2007年03月01日 |
https://bukkyo.alma.exlibrisgroup.com/discovery/openurl?institution=81BU_INST&vid=81BU_INST:Services&rfr_id=info:sid%2Fsummon&rft_dat=ie%3D21286747140006201 |
https://archives.bukkyo-u.ac.jp/rp-contents/BO/0091/BO00910L017.pdf |
https://archives.bukkyo-u.ac.jp/repository/baker/rid_BO009100003857 |
公開中 |