DK004100007327 |
大学全入時代における大卒就職問題の背景にあるもの : 就職機会の大学間格差に注目して |
Thing in the background of the issue of university graduate finding employment in the open admission era : Pay attention to the difference between the universities of the finding employment opportunity |
大学全入時代といわれ久しいが、近年の大学入試、大卒就職状況を概観すると、大学の規模や分野系統等の属性によって入試、就職両面における大学間格差が顕著となっていることがみられる。本稿では、このような状況をふまえ、バブル経済期以降の大卒就職に関する先行研究の検討から、「学歴」以上に「学校歴」の影響が強まっている現状を捉え、学力不安を抱える学生たちが、一見平等化している就職機会のなかで、結局のところ学校歴のフィルターにかけられながら、見通しの立たない就職活動の渦のなかに巻き込まれていることを指摘した。そして最後に、現在の大学就職問題の背景には、教育の不平等問題、とりわけ学力格差問題の先送りが隠蔽されていると言及している。 |
学全入, 大卒就職, 大学間格差, 教育の不平等問題 |
Departmental Bulletin Paper |
日本語 |
長谷川誠 |
HASEGAWA Makoto |
佛教大学大学院紀要. 教育学研究科篇 |
佛教大学大学院 |
18833993 |
41 |
19 |
2013年03月01日 |
https://bukkyo.alma.exlibrisgroup.com/discovery/openurl?institution=81BU_INST&vid=81BU_INST:Services&rfr_id=info:sid%2Fsummon&rft_dat=ie%3D21304438430006201 |
https://archives.bukkyo-u.ac.jp/rp-contents/DK/0041/DK00410L019.pdf |
https://archives.bukkyo-u.ac.jp/repository/baker/rid_DK004100007327 |
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