KG002600009141 |
「形容詞語幹+サ」の詠嘆の意味 : 人のともしさ・妹がかなしさ・見るがともしさ |
「形容詞語幹+サ」は特別な語法ではなく、「名詞」であり、「〜+ノ・ガ+名詞(形容詞語幹+サ)」の詠嘆は、「〜は〜であることよ」と訳すのではなく、「〜の…さよ」と訳すものである。それは、自身の感情を吐露するものでもあると同時に、「ノ」「ガ」がうける名詞・名詞句「〜」の属性でもある。自身の感情を吐露する場合「ノ」「ガ」の上は対象となり、属性の場合「ノ」「ガ」の上は主語となる。それは、自身の感情を吐露するものでもあるため、ク語法で詠嘆をあらわすものが、「〜であることよ」と訳すことができ、冷静であるのに対し、情感的ということができる。 |
Departmental Bulletin Paper |
日本語 |
田中みどり |
京都語文 |
佛教大学国語国文学会 |
13424254 |
26 |
257 |
286 |
2018年11月24日 |
https://bukkyo.alma.exlibrisgroup.com/discovery/openurl?institution=81BU_INST&vid=81BU_INST:Services&rfr_id=info:sid%2Fsummon&rft_dat=ie%3D21299604520006201 |
https://archives.bukkyo-u.ac.jp/rp-contents/KG/0026/KG00260R257.pdf |
https://archives.bukkyo-u.ac.jp/repository/baker/rid_KG002600009141 |
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