SO007100010728 |
日本における男性対象のジェンダー政策の可能性(1) : 男性対象の取り組みにもとづいて |
Possibilities of Gender Policies for Men in Japan Part 1 : Based on Programs for Men |
この小論の目的は,行政が実施した男性対象のジェンダーに関する取り組みについて概観することで,日本における男性対象のジェンダー政策の現状と課題を検討することにある。そのため男性対象のジェンダー政策とその具体的な取り組みとして「計画上の位置付け」「男性対象のジェンダー講座」「父親支援」「男性相談」「男性・父親グループ活動支援」それぞれの先行研究等をまとめた。結果,日本における男性対象のジェンダー政策は,第三次男女共同参画基本計画において「男性にとっての男女共同参画」が施策の方向とされることによって,より広範に認知され政策展開された。しかし実際の政策の展開や具体的な取り組みについての言及や検証があまりなされていないこと,今後の検証にあたっては,国際社会で言及されている「参画する男性」「ケアする男性性」やSOGI・SOGIE の視点,政策過程や政策評価という立場からの言及,さらには地方創生や地域活性化に関する政策との関連について考察する必要があることをまとめた。 |
男性にとっての男女共同参画, 男性対象のジェンダー講座, 父親支援, 男性相談, 男性・父親グループ活動支援 |
Departmental Bulletin Paper |
日本語 |
大束貢生 |
OTSUKA Takao |
社会学部論集 |
佛教大学社会学部 |
09189424 |
71 |
1 |
14 |
2020年09月01日 |
https://bukkyo.alma.exlibrisgroup.com/discovery/openurl?institution=81BU_INST&vid=81BU_INST:Services&rfr_id=info:sid%2Fsummon&rft_dat=ie%3D21286722640006201 |
https://archives.bukkyo-u.ac.jp/rp-contents/SO/0071/SO00710L001.pdf |
https://archives.bukkyo-u.ac.jp/repository/baker/rid_SO007100010728 |
公開中 |