BO010200008944 |
あうん語法(III) : 世界語エスペラントと<あうん語法>との文法比較 |
AUN Usage (III) : A comparison between the Grammar of International Language Esperanto and that of ’Aun Usage of a Quick Japanese Language for Rapid Communication |
本稿では、短縮和語(日本語)の<あうん語法>と世界語エスペラント(以下、エスペラント語)の文法比較を行ないます。エスペラント語は、今からちょうど130年前の1887年に、ポーランドの眼科医ザメンホフによって発表された人工言語です。その最大の特徴は、完全に例外のないといわれる16項の文法規則です。このような永い歴史を持ち世界的にも通用していて、利用者も多いエスペラント語の文法に学ぶことで<あうん語法>の問題点を検討し、今後、修正可能なところは修正しようというのが本稿の目的です。前半では、エスペラント語の文法16条の各項目の説明と、その特徴に対して、<あうん語法>という日本語の短縮化のための規則(文法)はどのように対応しているかを個々に比較検討します。第III節では、エスペラント語が、今日でも、世界共通語としての英語のような自然言語には及ばない理由について検討し、<あうん語法>の類似した欠点の有無を吟味します。また、短縮語法ではないエスペラント語に対して、短縮和語である<あうん語法>としての利点についても考察します。 |
あうん語法, エスペラント語, 世界語, 文法, コミュニケーション |
Departmental Bulletin Paper |
日本語 |
村岡潔 |
MURAOKA Kiyoshi |
文学部論集 |
佛教大学文学部 |
09189416 |
102 |
111 |
120 |
2018年03月01日 |
https://bukkyo.alma.exlibrisgroup.com/discovery/openurl?institution=81BU_INST&vid=81BU_INST:Services&rfr_id=info:sid%2Fsummon&rft_dat=ie%3D21286747140006201 |
https://archives.bukkyo-u.ac.jp/rp-contents/BO/0102/BO01020L111.pdf |
https://archives.bukkyo-u.ac.jp/repository/baker/rid_BO010200008944 |
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