BS004700011491 |
公立病院のPFI事業を否定的にとらえていいのか : 八尾市立病院の運営・経営状況からの考察 |
Is a Negative Perception of PFI Projects at Public Hospitals Justified? : Observations based on the Operation and Management of Yao Municipal Hospital |
PFI 事業を導入した先行3 病院のうち2 病院が契約解除となっている。本稿では,国がPFI 事業を積極的に推進している中,もう1 病院(八尾市立病院)のPFI 事業の状況を確認することで,公立病院のPFI 事業を否定的にとらえたままでいいのかを考察する。そのため,先行研究が契約解除の一因とした「運営面における公民のパートナーシップ」をうまく構築できなかったとの指摘に着目し,八尾市立病院における状況を確認する。また,先行研究における契約解除2 事例が経営破たんしたとの指摘を受け,八尾市立病院の経営状況について確認するなど,これら2 点から検証を行った。その結果,八尾市立病院は,運営面・経営面ともに問題ない状況が確認されたことから,契約解除2 事例の検討をもって,公立病院のPFI 事業を否定的にとらえることは,早計であるとの結論を得た。 |
PFI, 契約解除, 公民のパートナーシップによる運営, 病院の経営状況, 八尾市立病院 |
Departmental Bulletin Paper |
日本語 |
朴井晃 |
BOKUI Akira |
佛大社会学 |
佛教大学社会学研究会 |
03859592 |
47 |
69 |
79 |
2023年03月20日 |
https://bukkyo.alma.exlibrisgroup.com/discovery/openurl?institution=81BU_INST&vid=81BU_INST:Services&rfr_id=info:sid%2Fsummon&rft_dat=ie%3D21300228150006201 |
https://archives.bukkyo-u.ac.jp/rp-contents/BS/0047/BS00470L069.pdf |
https://archives.bukkyo-u.ac.jp/repository/baker/rid_BS004700011491 |
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