DB003900003081 |
『念仏三昧宝王論』の撰述年代 : 飛錫の事跡に関連して |
唐代中期の飛錫が著した『念仏三昧宝王論』からは、浄土教、天台宗、禅宗、三階教などの諸思想が重層的に絡み合う特異な思考を見てとることができる。しかし飛錫が主題とした思想、教学は、必ずしも解明されておらず、先だって『宝王論』に見られる諸思想が互いにどのような意図をもって関連付けられたか考察する必要がある。その際、同時代の諸宗及び思想家達の動向を窺うことが最も重要になってくる訳であるが、飛錫の『宝王論』の撰述年代はおろか活動年代に関しても、未だに定説を見ないのが現状である。そこで本稿では『宝王論』の撰述年代及び飛錫の事跡に関する記述を整理し考察していく。 |
飛錫, 不空, 『念仏三昧宝王論』, 安史の乱 |
Departmental Bulletin Paper |
日本語 |
加藤弘孝 |
KATO Hirotaka |
佛教大学大学院紀要. 文学研究科篇 |
佛教大学大学院 |
18833985 |
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1 |
16 |
2011年03月01日 |
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https://archives.bukkyo-u.ac.jp/rp-contents/DB/0039/DB00390R001.pdf |
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