DF003800003014 |
「荒れ」からの恢復における虚構の遊びの可能性 : 個々の幼児と保育実践の分析 |
Possibilities of Pretend Play in Recovery from “Roughness” in Childhood : Case Studies of the Development of Children and Their Portfolios of Child Care and Education |
本研究は,ごっこ遊びに代表される幼児期固有の遊びである虚構の遊びにおいて子どもがその衝動的行動性を抑制し,安定的な人間関係を構築して遊ぶことに着目し,虚構の遊びという教育的活動の充実が,子ども集団における人間関係や取り組みの崩れとしてあらわれる,子どもの「荒れ」を乗り越えるためのケア(養護活動)たりうるかについて検証したものである。検証に際しては,保育園における関与観察,保育記録,遊びモデルの保育実験の3点からその記録の分析と考察によって行った。結果,日常場面とりわけ競争的場面やできる/できないという二元的価値が顕在化した遊びにおいて高い衝動的行動性を示す幼児が,虚構の遊びにおいて安定した人間関係を構築し継続して遊ぶ姿が見られた。 |
保育, 遊び, ごっこ遊び, 子どもの「荒れ」 |
Departmental Bulletin Paper |
日本語 |
代田盛一郎 |
DAITA Seiichiro |
佛教大学大学院紀要. 社会福祉学研究科篇 |
佛教大学大学院 |
18834019 |
38 |
37 |
54 |
2010年03月01日 |
https://bukkyo.alma.exlibrisgroup.com/discovery/openurl?institution=81BU_INST&vid=81BU_INST:Services&rfr_id=info:sid%2Fsummon&rft_dat=ie%3D21304434900006201 |
https://archives.bukkyo-u.ac.jp/rp-contents/DF/0038/DF00380L037.pdf |
https://archives.bukkyo-u.ac.jp/repository/baker/rid_DF003800003014 |
公開中 |