DF004200007534 |
ケアワーカーの専門性に関する研究 : 社会福祉実践の共通基盤からの探索 |
Research on the Profession of the Care Workers : From the Viewpoint of the Common Basis of Social Work Practice |
高齢社会に伴う社会問題を発端として介護の社会化が進んでいる。高齢化による福祉ニーズの多様化に伴い,「量の確保」に加え「質の確保」が新たな課題として取り上げられ,介護の専門性が新たな問題として,問われ出している。本研究の目的は,組織としてとりくんでいるグループ会議と,個人の経験をインタビュー調査をすることで,実践場面におけるケアワーカーの専門性を明らかにすることである。調査は介護老人福祉施設に勤務するケアワーカーを対象に実施した。取材し得られたデータは,KJ 法を用いて統合し,その構造を明らかにした。介護の専門性は「ケアに潜む5 つの罠」「空転する思い」といった2 つの〈不全〉に流されることなく,価値に根拠をおき,そこに知識や理論が加わり,総体としての介護過程を実践し,「経験の質」「共有の質」があがり,その結果としてよい評価ややりがいといったケアワーカーにとっての強みと独自性が発揮されることまでを含むことが,本研究によって明らかになった。 |
ケアワーカー, 専門性, 実践場面 |
Departmental Bulletin Paper |
日本語 |
奥野啓子 |
OKUNO Keiko |
佛教大学大学院紀要. 社会福祉学研究科篇 |
佛教大学大学院 |
18834019 |
42 |
17 |
33 |
2014年03月01日 |
https://bukkyo.alma.exlibrisgroup.com/discovery/openurl?institution=81BU_INST&vid=81BU_INST:Services&rfr_id=info:sid%2Fsummon&rft_dat=ie%3D21304434900006201 |
https://archives.bukkyo-u.ac.jp/rp-contents/DF/0042/DF00420L017.pdf |
https://archives.bukkyo-u.ac.jp/repository/baker/rid_DF004200007534 |
公開中 |