DO003400006483 |
教育における社会移動「型」の諸理論と残された分析課題 |
教育における社会移動の「型」をめぐる社会学者の議論を整理していくと、社会移動の型に固執するあまり、その出発点である出身階層という大きな要因が抜け落ちていることが見えてくる。また、出身階層を含めた実証的研究においても、女性が含まれていないなどの致命的ともいえる欠点が存在する。早期に大学受験選抜への準備が盛んに行われる一方、直前に選抜の準備が行われる浪人があり、両者の影響力のもち方によって日本が固定化された社会であるのか、流動的な社会であるのかを示すために、改めて緻密な分析が望まれる。 |
社会移動, 階層, 早期受験, 浪人 |
Departmental Bulletin Paper |
日本語 |
西丸良一 |
NISHIMARU Ryoichi |
佛教大學大學院紀要 |
佛教大学大学院 |
13442422 |
34 |
301 |
308 |
2006年03月01日 |
https://bukkyo.alma.exlibrisgroup.com/discovery/openurl?institution=81BU_INST&vid=81BU_INST:Services&rfr_id=info:sid%2Fsummon&rft_dat=ie%3D21294389010006201 |
https://archives.bukkyo-u.ac.jp/rp-contents/DO/0034/DO00340L301.pdf |
https://archives.bukkyo-u.ac.jp/repository/baker/rid_DO003400006483 |
公開中 |