DS005100011514 |
中南米日系人が日本の中核人材になるための課題 |
Challenges for Latin American and Caribbean Nikkei Livingin Japan in Becoming Core Human Resources |
1990 年の出入国管理及び難民認定法の改正により来日が急増した中南米日系人だが,30 年以上が経過した現在も日本社会で安定した地位の確立が難しい者が多い。また,日本の外国人問題は国籍別で討議されるが,中南米に関しては日系人という一括りで議論されたり内訳がブラジルとペルーに限定されるという特徴がある。日本から移住した人の6 割以上が暮らす中南米から子弟が在留するようになると,日本は世界第3 位の日系社会を抱える国となった。来日初期と比べ人も問題も変遷したが,外国人問題で語られる日系人は依然2 カ国のままで,他の中南米への注視や課題の言及には至らない。彼らは定住化が進むにつれ安定した地位を望み,日本人同等で働けることや社会における主要人材になることを希望するが,そこには様々な二分の壁(1)もある。そこで,日本における中南米日系人とは何かその視座を再考し,彼らが安定した社会生活を営むための課題を提起する。 |
中南米日系人, 外国人問題, 就労問題, 教育問題, 多文化共生 |
Departmental Bulletin Paper |
日本語 |
飯塚友佳子 |
IIZUKA Yukako |
佛教大学大学院紀要. 社会学研究科篇 |
佛教大学大学院 |
18834000 |
51 |
1 |
18 |
2023年03月01日 |
https://bukkyo.alma.exlibrisgroup.com/discovery/openurl?institution=81BU_INST&vid=81BU_INST:Services&rfr_id=info:sid%2Fsummon&rft_dat=ie%3D21304420270006201 |
https://archives.bukkyo-u.ac.jp/rp-contents/DS/0051/DS00510L001.pdf |
https://archives.bukkyo-u.ac.jp/repository/baker/rid_DS005100011514 |
公開中 |