DS005200011718 |
独立放送局の現状と課題:地域情報資源としての価値 |
Current Status and Challenges of Independent Broadcasting Stations:Their Value as Regional Information Resources |
日本の民放テレビ放送において,どのネットワークにも加盟していない独立放送局が 13 局存在する。東京や大阪などの広域放送局が放送エリアとする大都市周辺府県の地域放送を補完するものであるが,ネットワークに加盟していないがゆえに経営が苦しく,番組編成も多くの時間をテレビショッピングに割いている状況で,地域情報を発信する役割を十分に担えているとは言い難い。本稿では,独立放送局の現状と課題を探るため,成立過程を概観するとともに関係者へのインタビュー,京都府民等へのアンケート調査を行った。調査からは,独立放送局が在局する地域においては,地域情報を発信する地元のテレビ局として市民に期待を寄せられている一面もあるものの,接触頻度が非常に低いメディアであることが明らかになった。テレビ業界の低迷が著しい中,独立放送局が地域にとって有益な情報を発信し続けるには,経営基盤のぜい弱性の克服など困難な課題が残されている。 |
独立放送局, ローカルテレビ, 地域情報 |
Departmental Bulletin Paper |
日本語 |
三原康弘 |
MIHARA Yasuhiro |
佛教大学大学院紀要. 社会学研究科篇 |
佛教大学大学院 |
18834000 |
52 |
1 |
16 |
2024年03月01日 |
https://bukkyo.alma.exlibrisgroup.com/discovery/openurl?institution=81BU_INST&vid=81BU_INST:Services&rfr_id=info:sid%2Fsummon&rft_dat=ie%3D21304420270006201 |
https://archives.bukkyo-u.ac.jp/rp-contents/DS/0052/DS00520L001.pdf |
https://archives.bukkyo-u.ac.jp/repository/baker/rid_DS005200011718 |
公開中 |