FO000700001246 |
保育実践における「過程の質」 : 保育記録の分析から |
Process Quality in a Preschool : An Analysis of teachers' Child Care Records |
本稿の目的は,保育の質において重要であるとされる「過程の質」は保育者にとってどのように経験されているのかを,保育記録の質的分析より明らかにすることである。筆者が保育者として記した保育記録の内容をKJ法を用いて分析した結果,保育者がその日の実践を振り返り書き残したことは8つのグループに分類でき,その特徴から保育者は子ども・保育者・職員・保護者との関係性を重視していることが明らかになった。グループ間の意味の連関からは,子どもの育ちへの願いを持った保育者が子どもと出会い,子どもの行為の意味を考え,次の関わりを展開する,保育者と子どもとの関わりの積み重ねの中に「過程の質」が見いだせることが考察できた。 |
保育実践, 過程の質, 保育記録, 保育者と子どもの関わり |
Departmental Bulletin Paper |
日本語 |
林悠子 |
HAYASI Yuko |
社会福祉学部論集 |
佛教大学社会福祉学部 |
13493922 |
07 |
77 |
94 |
2011年03月01日 |
https://bukkyo.alma.exlibrisgroup.com/discovery/openurl?institution=81BU_INST&vid=81BU_INST:Services&rfr_id=info:sid%2Fsummon&rft_dat=ie%3D21291377890006201 |
https://archives.bukkyo-u.ac.jp/rp-contents/FO/0007/FO00070L077.pdf |
https://archives.bukkyo-u.ac.jp/repository/baker/rid_FO000700001246 |
公開中 |