FO000900007336 |
精神障害者の再定住化の方法と展開 |
Study on Appropriate Resettlement Planning in Mental Health |
本稿の目的は,(1)日本の中で精神保健医療福祉改革を進めていくための「ケアの質」とその要因を検討すること,(2)あらたな政策課題と考えられる地域における再定住化に向けて議論をどのように組み立てていくことができるのか,その展望を示すこと,以上2点である。まず,精神保健医療福祉改革の主要課題のひとつである地域化 (脱施設化・脱病院化・脱制度化) をめぐり,イタリアのトリエステを中心に欧米の政策プロセスを概略的に辿り,それを支える方法としての代表的な回復・援助モデルならびにサービス・プログラムをとりあげ,現状の課題整理を試みた。その上で社会のありかたについて再施設化の問題は,日本でもコミュニティにおける新たなメンタルヘルスの対象者の広がりとしても浮上していることを確認し,コミュニティ政策と精神障害者の再定住の問題とを関連づけながら検討を進めていく必要があることを論じた。 |
精神障害者, 再定住・定住, 地域化, コミュニティ政策 |
Departmental Bulletin Paper |
日本語 |
緒方由紀 |
OGATA Yuki |
社会福祉学部論集 |
佛教大学社会福祉学部 |
13493922 |
09 |
41 |
63 |
2013年03月01日 |
https://bukkyo.alma.exlibrisgroup.com/discovery/openurl?institution=81BU_INST&vid=81BU_INST:Services&rfr_id=info:sid%2Fsummon&rft_dat=ie%3D21291377890006201 |
https://archives.bukkyo-u.ac.jp/rp-contents/FO/0009/FO00090L041.pdf |
https://archives.bukkyo-u.ac.jp/repository/baker/rid_FO000900007336 |
公開中 |