KG001800000534 |
中谷孝雄「春の絵巻」再論 : 文芸雑誌「行動」との関係性をめぐって |
この小説の先行研究の多くは、良くも悪くも作家論的なアプローチ法でしか作品の内実に迫っていない。だが、この小説が発表された当時の文壇は、プロレタリア文学の衰退に伴う「文芸復興」や新しい文芸思潮を模索する興味深い時期にあった。そして、この小説が発表された文芸雑誌「行動」は、まさにそんな「文芸復興」や新しい文芸思潮を取り入れることに躍起になっていた雑誌である。本稿ではそのような点を考慮し、文芸雑誌「行動」やそこで重視された言説を渉猟し、「春の絵巻」の新たな相貌を顕わすことを目指した。 |
Departmental Bulletin Paper |
日本語 |
渡邊浩史 |
京都語文 |
佛教大学国語国文学会 |
13424254 |
18 |
194 |
211 |
2011年11月26日 |
https://bukkyo.alma.exlibrisgroup.com/discovery/openurl?institution=81BU_INST&vid=81BU_INST:Services&rfr_id=info:sid%2Fsummon&rft_dat=ie%3D21299604520006201 |
https://archives.bukkyo-u.ac.jp/rp-contents/KG/0018/KG00180R194.pdf |
https://archives.bukkyo-u.ac.jp/repository/baker/rid_KG001800000534 |
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