KK002000010901 |
複数の人種的背景を持つ人々を対象とした心理学的研究の動向 : 計量テキスト分析を活用した把握 |
Research trends of psychological studies on multiracial people : A quantitative text analysis study |
日本において,「ハーフ」「ダブル」「混血児」「国際児」等と呼ばれるような複数の民族的背景を持つ人々は,もはや珍しくない存在となりつつあるが,かれらを対象とした研究数は依然として多くはない。他方,欧米に目を向けると,複数の人種的背景を持つ人々(multiracial people)を対象とした膨大な研究が蓄積されている。本稿では,学術研究データベースにある,複数の人種的背景を持つ人々に関する文献のタイトルに対して行った計量テキスト分析を中心に,かれらを対象とした心理学的研究の動向を把握した。そして,日本における複数の民族的背景を持つ人々に対する支援にもつながるよう,本稿が行った(1)文献数の検討,(2)頻出語の検討,(3)語と語の関係の検討という3つに分けて,それぞれの意義について論じた。さらに,計量テキスト分析を通して研究動向を把握するという方法論的意義についても論じた。 |
国際結婚, 複数の民族的背景を持つ人々, 多文化間カウンセリング, 計量テキスト分析, 文献レビュー |
Departmental Bulletin Paper |
日本語 |
藤岡 勲 |
FUJIOKA Isao |
佛教大学教育学部学会紀要 |
佛教大学教育学部学会 |
13474782 |
20 |
91 |
102 |
2021年03月18日 |
https://bukkyo.alma.exlibrisgroup.com/discovery/openurl?institution=81BU_INST&vid=81BU_INST:Services&rfr_id=info:sid%2Fsummon&rft_dat=ie%3D21303680120006201 |
https://archives.bukkyo-u.ac.jp/rp-contents/KK/0020/KK00200L091.pdf |
https://archives.bukkyo-u.ac.jp/repository/baker/rid_KK002000010901 |
公開中 |