KK002300011672 |
地域と学校の協働における課題と展望:1970-80 年代の学校教育と社会教育の関係をめぐる言説に注目して |
Issues and Perspectives in Collaboration between Community and School:Focusing on the Discourse on the Relationship between Formal and Non-formal Education in the 19710s and 1980s |
本稿では,1970 年代以降,提起されていた学校教育と社会教育の協働がどうして思うように進まなかったのかという問いを立て,『社会教育』および『月刊社会教育』のレビューを通して,当時の社会教育関係者が学校教育との協働についてどのように考え,どのようなことが課題とされていたのかを明らかにした。学校教育と社会教育の協働をめぐっては,長年,双方のコミュニケーション不足が指摘されており,その要因の一つとしてあげられていたのは,学校教員の多忙化であった。現在も学校教員の多忙化は解決されておらず,また,当時から期待が寄せられていた PTA についても,その存在意義自体が問われているという現状がある。1970-80 年代の実践に学べば,改めて,子ども・青年の育ちはどうあるべきかという共通課題に立ち返り,さらに,教員の多忙化,PTA 等組織の形骸化を含めた諸問題を視野に入れ,その解決策を練っていくことが求められる。 |
地域と学校の協働, 地域学校協働活動, 学社連携, 学校教育, 社会教育 |
Departmental Bulletin Paper |
日本語 |
堤拓也 |
TSUTSUMI Takuya |
佛教大学教育学部学会紀要 |
佛教大学教育学部学会 |
13474782 |
23 |
105 |
118 |
2023年09月30日 |
https://bukkyo.alma.exlibrisgroup.com/discovery/openurl?institution=81BU_INST&vid=81BU_INST:Services&rfr_id=info:sid%2Fsummon&rft_dat=ie%3D21303680120006201 |
https://archives.bukkyo-u.ac.jp/rp-contents/KK/0023/KK00230L105.pdf |
https://archives.bukkyo-u.ac.jp/repository/baker/rid_KK002300011672 |
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