RO000200004725 |
元朝の財政と鈔 |
Finance and Paper Money in Yuan Period |
元朝時代の財政の特徴の1つは鈔による運用部分が大きいことである。本稿は鈔に着目して元財政の推移を検討する。元朝では江南併合後4度の幣制改革があり、そのたびに上位の鈔が変更になった。しかし財政は至大幣制以外は中統鈔で運用された。幣制改革のたびに変更される中統鈔の価値を銭または銀で換算して各時代を比較すると、財政にしめる鈔の比重の傾向的低下が判明し、また元朝財政の時期区分が可能になる。 |
元朝, 財政, 中統鈔, 塩課, 銀 |
Departmental Bulletin Paper |
日本語 |
宮澤知之 |
MIYAZAWA Tomoyuki |
歴史学部論集 |
佛教大学歴史学部 |
21854203 |
02 |
43 |
64 |
2012年03月01日 |
https://bukkyo.alma.exlibrisgroup.com/discovery/openurl?institution=81BU_INST&vid=81BU_INST:Services&rfr_id=info:sid%2Fsummon&rft_dat=ie%3D21297687190006201 |
https://archives.bukkyo-u.ac.jp/rp-contents/RO/0002/RO00020L043.pdf |
https://archives.bukkyo-u.ac.jp/repository/baker/rid_RO000200004725 |
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