RO000600008152 |
折口信夫「山の霜月舞」再考 : 「花祭」研究の現在へ |
Shinobu Orikuchi “Bright moon a frosty night dance reconsideration of the mountain” To the present of the “Hana maturi” |
昭和五年に発表された折口信夫の「山の霜月舞」(新全集21)は、「跋―一つの解説」という加筆された別バージョンとともに、奥三河の民俗芸能「花祭」研究の嚆矢として知られている。そこには折口の「大嘗祭」論ともクロスする「真床覆衾」や「霊魂」の復活、再生という問題が追及されていく。本稿では、近年の祭文研究から導かれた「中世神楽」としての花祭論と交差する地平を探索するとともに、本論文が大正末期から昭和初期に展開した「神社非宗教論」の時代動向のなかで執筆された意義を捉えることで、折口信夫のあらたな可能性を探っていく。 |
花祭浄土入り, 真床覆衾, 中世神楽, 神社非宗教論, 大嘗祭 |
Departmental Bulletin Paper |
日本語 |
斎藤英喜 |
SAITO Hideki |
歴史学部論集 |
佛教大学歴史学部 |
21854203 |
06 |
1 |
25 |
2016年03月01日 |
https://bukkyo.alma.exlibrisgroup.com/discovery/openurl?institution=81BU_INST&vid=81BU_INST:Services&rfr_id=info:sid%2Fsummon&rft_dat=ie%3D21297687190006201 |
https://archives.bukkyo-u.ac.jp/rp-contents/RO/0006/RO00060R001.pdf |
https://archives.bukkyo-u.ac.jp/repository/baker/rid_RO000600008152 |
公開中 |