SO004000000889 |
宗教が環境保全に果す役割 |
The Function of Religion for Environment Conservation |
20世紀後半の科学技術の発展は素晴しく,私達先進国の人間はより豊かな,より快適な生活を得ることができた。さらに,最近のIT産業の高度な発達は情報を的確に入手でき,より便利な生活を迎えている。しかしそのために,地域の環境汚染は言うに及ばず地球全体の自然が破壊されている。本論文では,これまでの科学の発展が目的に向かって最も効率的なプロセスをとり,環境についてほとんど注目していなかった原因を検討し,環境を破壊しないで科学を推進するために何が必要かを考察した。本論文では21世紀以降,持続可能な社会を構築するためには,従来の自然科学のみに依存した科学技術ではなく,宗教,哲学など人文科学の教えを考慮することの必要性を述べている。まず,宗教の原点に触れ,その内,仏教とキリスト教について検討した。次いで宗教と科学の融合性を歴史的に振り返り,さらに世界8か国の学生へのアンケート調査の結果を踏まえて,21世紀以降のライフスタイルはどうあるべきかを提言した。 |
仏教, キリスト教, 宗教と科学, アンケート調査, ライフスタイル |
Departmental Bulletin Paper |
日本語 |
溝口次夫 |
MIZOGUCHI Tsuguo |
社会学部論集 |
佛教大学社会学部 |
09189424 |
40 |
107 |
121 |
2005年03月01日 |
https://bukkyo.alma.exlibrisgroup.com/discovery/openurl?institution=81BU_INST&vid=81BU_INST:Services&rfr_id=info:sid%2Fsummon&rft_dat=ie%3D21286722640006201 |
https://archives.bukkyo-u.ac.jp/rp-contents/SO/0040/SO00400L107.pdf |
https://archives.bukkyo-u.ac.jp/repository/baker/rid_SO004000000889 |
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