SO006900010091 |
中学校における少年院の連携事業に関する一考察 |
Consideration of Joint Activities of a Reformatory in a Junior High School |
本論は,少年院法の改正や収容者の減少において大きな転換期を迎えている少年院とさまざまな問題を抱えた生徒に対応する中学校の連携を通じて,その課題や展望について明らかにすることを目的としている。調査の結果から,少年院に対する周囲のイメージをどのように変えるのか,また施設数の関係から連携できる中学校が限られること。さらにオープンな情報共有の場の設置や問題を抱えた少年の数が多ければそれに対する人的な支援が困難になることなど,いくつかの課題が見出された。しかし,これまで少年院において非行少年の矯正教育に基づいた多様なアプローチや教育的技法を蓄積している法務教官が,中学校の教員や生徒と関わることで互いに多くの知見が得られ,指導面においても相乗効果をもたらすことが明らかとなった。 |
中学校, 少年院, 少年非行, 連携, 矯正教育 |
Departmental Bulletin Paper |
日本語 |
作田誠一郎 |
SAKUTA Seiichiro |
社会学部論集 |
佛教大学社会学部 |
09189424 |
69 |
57 |
75 |
2019年09月01日 |
https://bukkyo.alma.exlibrisgroup.com/discovery/openurl?institution=81BU_INST&vid=81BU_INST:Services&rfr_id=info:sid%2Fsummon&rft_dat=ie%3D21286722640006201 |
https://archives.bukkyo-u.ac.jp/rp-contents/SO/0069/SO00690L057.pdf |
https://archives.bukkyo-u.ac.jp/repository/baker/rid_SO006900010091 |
公開中 |