SO007100010732 |
自治体経営の現状と課題 : 愛知県高浜市の場合 |
Current Status and Issues of Local Government Management : The Case of Takahama City, Aichi Prefecture |
本稿では,地域社会の日常生活に必要不可欠な公共サービスを提供する基礎自治体(市町村)が,持続可能な自治体経営を行うために必要な取組みについて検討を試みている。事例研究の対象として取り上げる自治体は高浜市(愛知県)であるが,これまで同市は「持続可能な基礎自治体」の確立を目指し包括的な行政運営の見直し(行政改革)に取り組む一方で,小学校区ごとに設立された新たなコミュニティ組織である「まちづくり協議会」を中心とした自治体内における分権(地域自治の構築:高浜市では地域内分権と呼称する)に取り組んできた。また,今後の人口構成の変化(少子高齢化の進展)や公共施設の老朽化などの課題を念頭に,行政が提供するサービスの将来像の検討や公共施設のマネジメント(存廃の検討,維持すべき施設の選択など)を進め,持続可能な基礎自治体のあり方を模索し続けている。 |
自治体経営, 少子高齢化の進展, 行政改革, 地域内分権, 公共施設の見直し |
Departmental Bulletin Paper |
日本語 |
大藪俊志 |
OYABU Toshiyuki |
社会学部論集 |
佛教大学社会学部 |
09189424 |
71 |
67 |
82 |
2020年09月01日 |
https://bukkyo.alma.exlibrisgroup.com/discovery/openurl?institution=81BU_INST&vid=81BU_INST:Services&rfr_id=info:sid%2Fsummon&rft_dat=ie%3D21286722640006201 |
https://archives.bukkyo-u.ac.jp/rp-contents/SO/0071/SO00710L067.pdf |
https://archives.bukkyo-u.ac.jp/repository/baker/rid_SO007100010732 |
公開中 |