SO007400011135 |
マックス・ヴェーバーにかかわる二つの人事の実相(3) : フライブルク大学移籍とハイデルベルク大学正嘱託教授案件 |
On Two Personnel Matters of Professor Max Weber in Berlin and Freiburg (1893-1894) and in Heidelberg (1903-1919) : The Real Carreer of a Social Scientist (3) |
アルトホフは,ベルリン大学私講師アーロンスを,その政治活動を理由として罷免しようと企て,そのために,同大学法学部にラーバントを招聘しようとするが,ベルリン大学教授陣は団結してこれを阻止する。ラーバント招聘までのつなぎ役の役割を与えられていたヴェーバーは,この対立構図を知らされないままベルリンを離れることになるが,後年,アーロンス事件について問題提起をおこなう。一方,ドイツ諸大学は,アルトホフ支配の問題もあって,教員の待遇に大きな問題を抱えていた。ベルリンとフライブルクにおけるヴェーバー自身の待遇も劣悪であり,その過重負担は,後に彼の深刻な心身の疾患を引きおこす主因となる。 |
大学の自治, ドイツの大学行政, ヴェーバー, アルトホフ, アーロンス |
Departmental Bulletin Paper |
日本語 |
野﨑敏郎 |
NOZAKI Toshiro |
社会学部論集 |
佛教大学社会学部 |
09189424 |
74 |
21 |
44 |
2022年03月01日 |
https://bukkyo.alma.exlibrisgroup.com/discovery/openurl?institution=81BU_INST&vid=81BU_INST:Services&rfr_id=info:sid%2Fsummon&rft_dat=ie%3D21286722640006201 |
https://archives.bukkyo-u.ac.jp/rp-contents/SO/0074/SO00740L021.pdf |
https://archives.bukkyo-u.ac.jp/repository/baker/rid_SO007400011135 |
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