FO001700010868 |
農山村における住民生活の構造と福祉的課題とに関する一考察 |
A Study on the Structure of Residents’ Lives and Welfare Issues in Rural Areas |
農山村と聞くと,しばしば集落が消滅するとか,高齢者の介護問題とか,交通が不便であることから不利な条件にある,といった見方がなされることがある。一方で,農山村の住民は温かく,きずなも強い,ということも言われたりする。 本稿では,筆者のフィールドの一つである熊本県山鹿市のデータを取り上げながら,農山村の住民の生活の構造を明らかにし,そのうえで,福祉的課題を検討していくことを目的とした。 その結果,田畑や山林の面積が大きく占めており,地理的には「農山村」といえるが,従事する産業という観点から住民の生活の構造を見た場合には「住民生活の都市化」がうかがえた。 また,なかでも,コロナ禍という想像もしていなかった状況の変化が,農山村の住民生活,なかでも福祉的課題にどう影響していくのか,多くの課題が見当たった。 |
農山村, 生活の構造, 現代農山村における「住民の生活様式の都市化」, 福祉的支援, 農村ソーシャルワーク |
Departmental Bulletin Paper |
日本語 |
髙木健志 |
TAKAKI Takeshi |
社会福祉学部論集 |
佛教大学社会福祉学部 |
13493922 |
17 |
131 |
139 |
2021年03月01日 |
https://bukkyo.alma.exlibrisgroup.com/discovery/openurl?institution=81BU_INST&vid=81BU_INST:Services&rfr_id=info:sid%2Fsummon&rft_dat=ie%3D21291377890006201 |
https://archives.bukkyo-u.ac.jp/rp-contents/FO/0017/FO00170L131.pdf |
https://archives.bukkyo-u.ac.jp/repository/baker/rid_FO001700010868 |
公開中 |