KK001700009006 |
大学における幾何学初年度教育の現状と課題 |
Current status and Problems of first year education of geometry at university |
学生が大学で幾何学を学ぶにあたり,高校までのような,ユークリッド空間内の図形の問題を解くのではなく,ユークリッド空間の部分集合としての図形のとらえ方などを習得するため,集合の記号や不等号の表す領域等,それまで図形と関連しては意識していなかった対象物を再確認することになる。その際,大学の数学テキストでは往々にして当然のように用いられている数学記号や図形の表現方法が学生には定着しておらず,幾何の問題そのもの以前に表現方法の理解不足から問題解決に至らないことがしばしばある。 そこで本稿では幾何学初年度講義において学生に調査を行い,図形表現方法の定着がどの程度であるか考察する。 |
大学幾何学教育, 図形表現, ユークリッド幾何 |
Departmental Bulletin Paper |
日本語 |
小林雅子 |
KOBAYASHI Masako |
佛教大学教育学部学会紀要 |
佛教大学教育学部学会 |
13474782 |
17 |
39 |
50 |
2018年03月18日 |
https://bukkyo.alma.exlibrisgroup.com/discovery/openurl?institution=81BU_INST&vid=81BU_INST:Services&rfr_id=info:sid%2Fsummon&rft_dat=ie%3D21303680120006201 |
https://archives.bukkyo-u.ac.jp/rp-contents/KK/0017/KK00170L039.pdf |
https://archives.bukkyo-u.ac.jp/repository/baker/rid_KK001700009006 |
公開中 |